無理せずにできるトゥルーアイ
メニエール病を発症する年齢は30歳代〜40歳代前半にピークがあるが、受診する患者の年齢はもっと高齢になる。
先進国に多発しているので「文明病」とか「ストレス病」とも呼ばれる。
「病は気から、といいますが、メニエール病の患者さんには几帳面で神経質な性格の人が多く、心身の疲れやストレス、睡眠不足が引き金になるとみられています。
もともと内耳は血流が悪いところなので、心身のストレスで血管が縮むとダメージを受けやすいのです。
女性に増えてきたのも、おもに先進国で女性が社会進出を果たし、男性のように過労やストレスに悩まされるようになったためではないでしょうか」と、H教授は指摘する。
放っておくと、メニエール病はめまい発作をくりかえし、難聴と耳鳴りをともなうのが特徴だ。
めまいにはさまざまな原因がある。
内耳・前庭神経の末梢神経系の異常、脳幹や小脳、大脳の中枢前庭系の異常、視覚系や首、椎骨脳底動脈系の異常、それに精神障害の一症状としても、めまいがあらわれる。
メニエール病の場合、特別なきっかけがないのにぐるぐる回るような激しいめまいがおこり、細それが短くても数十分、長いと数時間以上続く。
回転性のめまいが多いが、人によっては放っておくと難聴が悪化し、悪いほうの耳の前庭機能が低下する。
よいほうの耳にも難聴がおきて、両耳ともメニエール病になる例もある。
20〜30%の人が左右とも難聴になると考えられ、早く治療することが第1とされている。
メニエール病かどうかの診断は、まずほかのめまいと区別するため、時間をかけて問診をし、めまい、難聴、耳鳴りがほぼ同時にあらわれ、それがくりかえすかどうかを聞く。
めまいがひどと、難聴や耳鳴りの自覚があやふやなこともあるので、患者と医師とのコミュニケーションが厚生労働省の「メニエール病診断のてびき」は、@めまい発作を反復する、Aめまい発作に難ぐら揺れる感じ」といった運動感だけのこともある。
めまいの程度は最初激しく、次第におさまってくるが、それでも「何もできず寝ているだけ」とか「仕事ができない」ほどの発作をくりかえすので、仕事や生活に支障をきたす。
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